大広の強みは「人」。それがわかる空気感。
「DAIKO WINTER CAMP」in 大阪
今年から、大広は新卒採用を大きく変えた。(詳しくは、ダイGOoooo!Vol.19、Vol.20 を参照)そして2月、「DAIKO WINTER CAMP」と名付けたインターンシップを東京と大阪で開催。東阪それぞれ30名以上の学生を迎え、大広社内の各部署からも多くの社員が参加した。これから一緒にチームで働いていく仲間をお互いに見つけるCAMPにしたい。そんな熱い想いを、学生はどう受け止めたのか?大阪のインターンシップに参加した学生4名に社員が話を聞いた。(東京編はこちら)
岸本:皆さん、お疲れさまでした!難しい課題にも関わらず、皆さん素晴らしいプレゼンをされていましたね。これで4日間のインターンシップは終了となりますが、今回、大広や大広WEDO、大広社員に対してどんな印象を持たれましたか?
学生C:最初にホームページで拝見したとき、大広さんは人前に立って話すのがうまい人とか明るい人が多いイメージでした。TABLE DIALOGUE(※)でも「漫才っぽい人が多いよ」と言われて今回参加してみたら、もちろん面白い社員さんも多いんですけど、スタイリッシュというか真面目な社員さんもいて、いい意味でいろんな個性がすごいあるなと思いました。それでも全体の雰囲気は優しいというか明るくて、面倒見のいい方が多いのもあって話し掛けやすかったです。
(※)インターンシップの前に設けられた、インターンシップ申込者と大広社員との対話の場。
学生A:私は期間中、社員さんがフィードバックやアドバイスを定期的にくださる感じや、ほんまに全力で同じ位置に立って取り組んでくれてるというか、「学生さんやから」みたいな妥協が社員さんの中に一切ないところが燃えました。「頑張らな!!」っていう気持ちになれたのと、しんどいじゃなくてワクワクする気持ちが社員さんを通して強まりました。
学生M:自分は、社員さんがすごい仲がいい会社だなと感じました。たとえばインターンシップの説明のとき、後ろのほうから社員さんが、説明している先輩社員さんをいじったりするのを見て、そうやって上下関係とかを超えられる会社なんだなと(笑)あと皆さん一つ一つ違う個性があって、そういう個性が集まってる会社だなと感じました。すごい刺激的な日々が送れているんだろうなと思いましたね。
学生P:私は「めっちゃアットホームなサークル」という印象を受けました。アットホームというのは、私たちが社員さんに質問したときはもちろんなんですけど、社員さんから「あの件どう?」って聞いてくれるところがお母さんみたいやなと思いました。サークルっぽいというのは、TABLE DIALOGUEで社員の方が「サークルに行く感覚で仕事に来てる」って言っていたからです。
岸本:サークル…!まぁ、一理ありますね(笑)私も毎日会社に来て仕事するのが楽しいし、サークル的に和気あいあいと肩肘張らずに仕事ができるのは、うちの会社の特徴かもです(笑)では今回のインターンシップで、「これ、すごく自分のためになったな」みたいなことって、あったりしますか?
学生P:講義はもちろんなんですけど、プレゼンのフィードバックで「論理的だな」っていう部分を社員さんから感じました。他のインターンシップでは「面白いね」で通りそうな案も論理的に考えてもらえたので、その面白さとか難しさを学びました。
岸本:他の会社では、そういうロジックの部分は問われたりしなかったんですか?
学生P:講義ではもちろん論理はあるんですけど、それより「学生さんの自由な発想で面白いからOK」みたいになっていましたね。でも、仕事と考えたら論理的にみんなで考えていかなければならない。それは難しいけど、楽しかったなって思いました。
岸本:今回のグループワークは正直、結構難しいお題だったかなと思います。でも、与件の整理や課題設定の前段部分からアウトプットの落とし込み部分まで、短い時間でみんな見事に企画書にまとめあげていて…。私も「どこのチームが優勝するんだろう?」ってソワソワするぐらい、どのチームも本当に良い企画ができあがっていたし、プレゼンを見ていても感動しました!
上垣内:そうやねん、企画をする前のクライアントからの課題発表の場でも、先方の鋭い質問に対して動じずに応答していた。他のチームからの厳しい質問にもよく考えて意見をやり取りできていたから、自分も学ばなあかん!と思ったぐらい感心したわ(笑)
中牟田:確かにみんなすごくすごく考えてくれて大変だったと思う。だけど最後は「楽しかった!」と言ってくれる人が多くて良かった!正解がない広告の世界で、考える楽しさや、つくる楽しさ、チームワークの楽しさを感じて、「大広で働く」ということを一緒に体感してもらえたかなと。
学生M:自分はこのインターンシップで、まさにそういう広告業界のリアルを体感したい!という思いがありました。それで実際に参加してみると、広告業界っていろんな場面で達成感が得られる仕事だなって気づきました。それと同時に、自分がチームの中でどんな役割したらいいんだろうって考える思考力が鍛えられましたね。
学生A:私はこのインターンシップで、作業の間に講義を入れられていたのが良かったと思いました。この長期間で最初に全部詰め込んでその後ずっと作業というよりは、間、間に講義を入れてもらったほうが効率がいいし、吸収したものをすぐ使いやすい。それは他社のインターンシップにない魅力だと感じました。
学生C:本質についての講義が私は面白かったです!もっと企業のホームページとかをいっぱい見てみたいなと思えたし、そういうきっかけを得られたのも良かったなと。ここで習ったことは、今から就活していくに当たっても使えると思いました。
岸本:もう、ぜひぜひ使ってください!今回はもちろんうちの会社に興味を持ってもらうためのインターンシップでもあるけれど、よそに就職する場合でも、ここで学んだことをどんどん使ってもらいたいです!!
中牟田:そうそう、そういうことを考えて設計もしているので。よく「こんな仕事やりました!」というアピールが強い会社もあるけれど、うちは何を持って帰ってもらえるかがすごく大事。それが学生さんに伝わって良かったなって思う。
岸本:ちなみに、今年から大広では「CAMP」っていうコンセプトで採用活動をさせてもらってるんやけど、それに対してはどんな印象を持ちましたか?
学生M:学生と社員さんが本当にフラットな関係でいろいろ議論したりアイデアをもらったりする面で、キャンプらしかったなと思います!あと、インターンシップに参加するときに封筒に入った紙の豪華な招待状が来たじゃないですか。普通の企業さんだとメールとかで送るのに対して、大広さんはあえてアナログな紙媒体。でも、もらったときに普通のインターンシップ合格よりも全然嬉しかったし、人間性を感じました。大広さんの雰囲気なども伝わってきましたし、その辺にもキャンプらしさがあったかなと。
学生A:私は今まで他社の面接で、緊張して言いたいことが言えなかったことも結構ありました。大広さんのTABLE DIALOGUEでも始めはガチガチだったんですけど、これって緊張したほうが恥ずかしいなって途中から気づきました(笑)そこからは面接ということも正直忘れて、いろんなことを聞いたり、ほんまにキャンプで会話してる感じでできました!
学生C:一番キャンプ感があったなと私が思うのは、ご飯を一緒に食べたことです。社員さんと外に出てランチを食べるとかはインターンシップでは初めてだったし、毎回昼のご飯を一緒にお喋りしながら同じものを食べるのは、すごいキャンプ感があって楽しかったです!
中牟田:ランチやグループワークにもチューター社員が入っていたのは、学生と社員という垣根をなるべく無くしたかったからなんですね。そうやって他愛もない会話をしたり、一緒にアイデアを考えたりする中で、大広らしい空気を感じてもらえたらいいなぁと思っていました。
学生P:私はTABLE DIALOGUEで社員の方の人生も聞けて、もし大広さんに落ちても収穫あったなって思います!そのぐらい本当にキャンプ感があって、人生について社会人と話せたなと感じました。
中牟田:フラットな感じで喋れた、みたいな?
学生P:そうですね。本当にキャンプの夜に考えるみたいな感じで自分とも向き合えたし、社会人とも向き合えて良かったなって思います。
岸本:なるほど!我々が気付かないところまで「CAMP」と絡めて捉えてもらえて嬉しいです。じゃあ、最後に聞きたいんですが、今、就職活動で大広とか他の広告会社に触れる機会っていっぱいあると思います。その中で「大広はもっとこうすべきじゃない?」とか、「広告業界ってもっとこうなっていくべき!」みたいな忌憚のない意見を聞かせてほしいです。
学生A:こうすべきというより疑問に思うことは、新規のクライアントさんとか、これから自社の広告をどこに託そうかと考えている方に対して、広告業界では今後どういった差別化を図るんやろう?ということが気になりました。パッと見た感じでは、「ここの広告会社はこれがメイン」とか「これが得意」とかは分からない。だからプラットフォームというか、そういう何か特化したものが、それぞれの会社に今後必要になってくるのかな…と。
岸本:確かに広告会社って、大きい、中ぐらい、ちっちゃい、ぐらいの差しか分かりにくいもんね。あとは、すごいネットに特化してるとか…。個性が見えにくいかも。
学生C:私も、もっと知りたいなと思うことで言えば、大広さんってすごくいろんなことをしている会社だから、たぶん私たちが想像つかないような仕事とかもいっぱいやっていて、でもそこが一番見えにくいというか、実際に入社してからのイメージが湧きにくい。だから、こういう仕事があるみたいなのが、もっともっとたくさん知れたらいいなと思います!
学生P:私はもっと広告に夢を乗せて私たちに伝えてほしという想いはあります。あるメーカーのOB訪問で、「広告はもう要らないです。商品にクリエイティブな力を掛けているので、広告は数字を取れなきゃ意味ないです」と聞きました。そのあとに大広さんのイベントがあったんで、社員さんに「広告って要らないんですか?」と聞いたら、その方のクリエイターとしての熱い思いが返ってきて感動しました。今、マスコミ業界全体が「オワコン」って週刊誌やなんかで言われてますが、私はテレビとかCMとかが大好きやからすごい悲しくて…。だから、もっと暑苦しいぐらいの夢を広告に乗せて最初から言ってくれたらいいかなと思います!クリエイターさんに聞いて初めて返ってきたガッツみたいなことが最初から採用ホームページに載っていたら、みんなエントリーするんじゃないかなと思いました。
学生M:自分は、大広さんの一番の強みは社員さんたちの人間性や関係性だと思います。手を挙げたら自分のやりたいことができる環境やチームワークが大広さんにはすごくあると思うので、そういう大広さんらしさをアピールすることで、クライアントさんと大広さんはいろいろな信頼関係をさらに作れるのかなと思いました!
上垣内:おぉ…(感動)ちょっと言っていい?去年までの採用活動では、「大広さんの強みは…」って言われた先って「ダイレクトマーケティングだと思います」と結構言われてきてんけど…。今みたいな意見を言ってもらえるのは、ほんま今年はこっちも自分たちのありのままをさらけ出してるからかなぁって思う。去年までは会社のホームページとかにも「ダイレクトマーケティング」と大きく書いてあったから、就活生のほうが合わせてくれて「そこが強そうと思って応募しました」みたいなことを言ってて。でも、それよりはOB・OG訪問でうちの社員に会ってきたと言っている学生さんのほうが、意見がリアルだった。それが今年はもうハナから、大広の強みは「人」、というベースがあるのが去年と違うなって思う。こちら側の採用改革への想いが少しずつでも学生さんに届いている気がして、今、心の中でガッツポーズが出たわ(笑)
岸本:と、ガイト先輩が締めてくださったところで、話を終わりたいと思います(笑)
皆さん、ありがとうございました!これからまだまだ就活は続くので大変だと思いますが、頑張ってください!