第2回 プレママ時期別調査 妊娠初期はやや不安が先行するも、後期では出産準備が楽しみ
株式会社大広(社長:高野功)は、2008年8月に発足した「ちびファミ・ラボ」の活動の一環として、
<第2回 プレママ時期別調査>を実施しましたので、お知らせいたします。
今回、妊娠初期・中期・後期のプレママに対して意識調査を実施。プレママの意識や興味関心が妊娠周期によってどのように変化し、どのような情報接触から意思決定・行動となるかを調査・分析しました。調査結果のポイント・概要は、以下の通りです。
【調査結果のポイント】
「Webを活用も、身近な存在は現在も大きな影響力!」
妊娠初期「ママへの準備は早め早めに」
妊娠初期は「妊娠そのもの」に関する情報収集を行う。中期では「具体的な段取りに関する情報収集」を開始し、後期は「入院グッズ及びベビーグッズの最終確認」のみ。ほとんどの行動は中期以前のスタートとなっている。
妊娠初期~中期「赤ちゃんの情報はパートナーから」
パートナーからの情報収集は全期間を通じて4割前後と最も高くなっている。また、中期の具体的な情報収集期間になると、自分の両親への情報収集が高く、4割を超える。妊娠後期になると、Webの活用がみられるが、友人も高く、身近な存在は影響力が高い。
妊娠中期~後期「商品情報はWebで」
初期から後期へと周期が進むにつれ、商品情報収集はWebから行われており、後期では半数を超える。また、自分の両親や友人も4割近い。
妊娠中期~後期「自分の健康情報もWebから」
自分の健康についての情報収集もWebで行われており、後期では6割を超える。また、自分の両親や友人、母親学級も後期では半数を超えている。
妊娠時期による意識の変化「妊娠初期はやや不安が先行するも、後期では出産準備が楽しみ」
妊娠初期は、「前向きに楽しんだこと、前向きな関心ごとはない」が高い(15%)ものの、中期になるとパートナーも含め親、友達へんと会話の対象を広げ、赤ちゃんに関する話題を楽しむ傾向が強くなる。後期では赤ちゃんが使うグッズやウェア選び、赤ちゃんの名づけなど、もうすぐ生まれてくる“赤ちゃん”や“ママ”になった自分を楽しんでいる。
以上を総合的にみてみると、妊娠初期・中期・後期のプレママは、Webを活用し幅広く情報を収集するが、妊娠時期によって、情報収集経路がやや異なっている。妊娠・出産準備、そして親となる未来の自分像を楽しんでおり、特に妊娠後期においてその傾向がみられる。 このようなことから、プレママ関する市場は、意識の変化や情報収集の方法を鑑み、細分化したコミュニケーションが重視される市場とみることができるのではと推察される。
■調査概要
調査期間:2008年12月
サンプル数:450サンプル(妊娠初期/中期/後期それぞれ150サンプル)
調査対象:20-30代の第1子妊娠中のプレママ
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
■ちびファミ・ラボ概要
妊娠中の夫婦から乳幼児(0~6歳)の親(パパ(父親)&ママ(母親)以下パパ&ママ)の夫婦の育児に関する意識と行動を把握し、ベビリーを中心としたマーケティング活動において、適切なコミュニケーション手法を開発・サポートすることを目的に、2008年6月に発足。大広は「ちびファミ・ラボ」で調査・分析をベースに企業のマーケティング活動をサポートし、企業ー&キッズカテゴと生活者(パパ・ママ)双方にとって価値のあるソリューションを提供するとともに、リレーションシップを高めることを目指しています。第1 回は パパ・ママの育児と情報収集行動に関する基礎調査を実施、発足と同時に発表しました。
第2回 プレママ時期別調査 妊娠初期はやや不安が先行するも、後期では出産準備が楽しみ
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株式会社大広 総務局広報部 長谷川 TEL 03-6364-8601