大広、社会起業家支援企業talikiの2号ファンドに出資
〜企業と社会の取り組みを“続けられる物語”に導く共創ユニット「SXナラティブ・コンパス」プロジェクトを開始〜
株式会社大広(本社:東京都港区、代表取締役社長:泉 恭雄、以下 大広)は、社会起業家支援を行う株式会社taliki(本社:京都市中京区、代表取締役:中村 多伽、以下taliki)が運営する「taliki2号投資事業有限責任組合」へ出資いたしました。
また本出資を機に、大広とtaliki、さらに連携企業との共創により、企業が社会課題と向き合う際の“活動意義の(再)構築”と“具現化・実体化”を統合的に支援する共創ユニット「SXナラティブ・コンパス」プロジェクトを開始することをお知らせします。
■背景
脱炭素、生物多様性、地域共生、人権など、企業が取り組むべき社会的テーマは拡大を続けており、多くの企業において「まずは始めてみる」段階から多様なアプローチでの推進が進んでいます。
一方で現場では次のような課題が生じやすい状況にあります。
- 1.社会性ある取り組みを、企業価値など経営レベルの“物語”へ接続しきれない
- 2.課題解決につながる事業スキームの磨き込みが進まず、成長のストーリーを描ききれない
- 3.社内外・地域・生活者など、多様な関係者との合意形成やストーリー共有が進まない
つまり、多くの企業が「やるべきこと」「やりたいこと」の発案は進んでいる一方で、それを“どう続け、どう伝え、どう関係を育てるか”が課題になりやすいと大広は考えています。
■『SXナラティブ・コンパス』とは
社会・企業・生活者の三方良しとなる取り組み(事業)を、“続けられる・続いていく物語”として整えるための支援プログラムです。
その実現に向けて、大広・taliki・連携企業がそれぞれの専門領域を持ち寄り、これからの時代に求められる事業伴走支援のあり方を設計します。併せて、複雑かつ変化の速い社会環境に対応するため、プログラム内容を常にアップデートしていく実験的な共創ユニットとして活動します。
■協働イメージ
<情報設計の最適化:大広および既存パートナー企業群>
生活者視点とクリエイティブ編集力を活かしたストーリー設計、統合報告・人的資本開示支援に根ざした経営・市場言語への翻訳と整理を担います。
<活動設計の最適化:taliki>
社会起業家支援で蓄積した知見にもとづき、現場や市場環境に根ざした事業および活動推進の設計支援を行います。
連携方法は、企業の課題や条件に応じて柔軟にチューニングし、活動規模やスピードの最適化を図ることで、持続的な成長軌道の実現とその継続的な伴走支援を目指します。
■代表コメント
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中村 多伽 株式会社taliki 代表取締役
この度のご出資・ご連携に対し、心より御礼申し上げます。 |
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鬼木 美和 株式会社大広 取締役執行役員 未来共創本部 本部長
大広ではこれまで、企業と顧客と社会、それぞれと深い対話を重ね、三者が賛同する「真の顧客価値」を追い求めてきました。その中で、ますます事業成長と社会課題解決の両立が欠かせない時代となる一方、社会的インパクトを持続させることの難しさも実感しています。 |
■株式会社talikiについて
社会課題解決を目指す起業家・企業・自治体の伴走支援を行うインキュベーション企業。事業開発、投資、メディア運営などを通じ、誰もが「生まれてきてよかった」と思える社会の実現を目指しています。
Web:https://www.taliki.co.jp/ ![]()
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taliki2号ファンド ファーストクローズに関するリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000036295.html ![]()
大広、社会起業家支援企業talikiの2号ファンドに出資 〜企業と社会の取り組みを“続けられる物語”に導く共創ユニット「SXナラティブ・コンパス」プロジェクトを開始〜
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株式会社 大広 広報局 広報部
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