2022年社長年頭所感~新年のご挨拶~

株式会社大広
代表取締役社長 落合 寛司

新年あけましておめでとうございます。
旧年中の皆さまのご支援とご指導に心から御礼を申し上げます。

さて、延期や無観客など紆余曲折はありましたが、昨年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、おかげさまで当社が関わった競技運営も無事に終えることができました。オリパラ全体では合わせて約200の国と15000人を超える選手が参加し、パンデミック下においても世界がスポーツを通じて一つになれることを証明した、意義ある大会だったと思います。
その後幸いにも新型コロナウイルスの感染が下火になり、昨年末にかけて日本社会は少し落ち着きを取り戻しました。むろん第6波は予測され、現に感染力が強いとされる新たな変異株も見つかっていて予断は許しませんが、世界は逞しくも着実にwithコロナへと変化し、広告業界を取り巻く環境にも好転の兆しが見てとれます。当社もこの好機を逃さず、顧客価値を創り育てて、企業と顧客との関係性を豊かにするチャレンジを果敢に仕掛けていきます。

五輪後の日本のエポックは何といっても2025年大阪・関西万博です。「いのち輝く未来社会のデザイン」という開催テーマはまさにウイルスとの共生を探る今の時代に相応しく、関西や日本にとどまらず世界にアピールするタイムリーなイベントになるでしょう。勿論その頃にはインバウンドも復活して、オリパラが果たしきれなかった日本経済活性の起爆剤ともなるはずです。今年以降は実施に向けての動きが加速していきます。私たちも得意先企業や行政と共に積極的に参画して、広告会社としてのビジネスの幅を大きく拡げていきたいと思います。

ところで私は、広告業界にいる私たちにとって、万博もですが、それ以上に重要なことがあると思っています。それは「アフター万博」です。万博はあくまでEvent(出来事)であり一過性です。大事なことは、そのレガシーをいかにして2030年、2050年といった未来に活かすか、そのために私たち広告人は何ができるのか、です。
「いのち輝く」というテーマに沿って、Well-Beingに関する様々な技術やアイデアが生まれるでしょう。「企業と顧客と、社会を敬愛する」私たち大広には、企業のマーケティング活動へのお役立ちを通じてそれらを社会に広め、人々に健康で豊かな暮らしをもたらす責務とともに、大いなる可能性があると自負しています。皆さまとともに未来を拓いていく所存です。

本年も、変わらぬご支援のほど、どうぞ宜しくお願い致します。

Daiko WEDO COCAMP SHALL WE CAMP? RECRUIT ミラスト “生活者データ・ドリブン”マーケティング通信 AD+VENTURE 博報堂DYホールディングス