「ブランド人格」とは、企業や事業や商品/サービスを、人格をもった「ひとりの人」として見立て、考え方や価値観を言語化するフレームワークです。
「ミッション・ビジョン・バリュー」を6項目で具体的に、一貫性を保ちながら記述し、企業の自己認識と自己開示を促します。そのブランドに関わるあらゆるステークホルダーの共感と参画を促し、これからの時代を共にひらく力を引き出すまでの、一連のブランディング手法です。
企業・事業・商品を「人」として捉え、生き様を描き、期待を創る
企業は単なる経済的組織体ではなく、「人格」を持った一人の人間として成長し続けます。
すぐれた「企業人格」は、企業に参加する全てのひとびとに共通の価値観として確立し、その意識を帰属から参画へと変化させ充足感をもたらします。
同時に社会的にも認知され、深く理解され、強い好意を獲得し、支援されます。
「ブランド人格」とは
「ブランド人格」を描き出す
過去/現在/未来にわたる企業の志を読み解き、取り巻く環境を分析したうえで、「人」としての自己紹介を言語化していく。
・私は誰なのか?
・どのような心で?
・誰のために?
・どのように役立つのか?
・特長特技はなにか?
・今どこにいて、これからどこを目ざすのか?
ユニークで・好かれて・永続きする「ブランド人格」を言語化/記号化することで、すべての活動の基点となる。
「ブランド人格」を動かし、活かす
・ブランドの志を成すために、誰にどのように期待されたいのか?の「期待値目標」を定める。
・描き出した「ブランド人格」に基き、期待を増幅させるための活動事実を洗い出し、ストーリー化する。
・共にブランド価値を高め拡げてくれる支援者を開発し、「ブランド人格」の活動を拡げていく。
「ブランド人格」を基点に、一貫した個性あるマーケティング戦略、経営戦略を実践し続けることで、共感され支持され期待される。