当社は昭和19年2月28日、広告業として長い歴史を持っていた「株式会社 京華社」(明治28年創業)・「株式会社 金水堂」(明治26年創業)など14社が統合し、「近畿広告株式会社」として設立されました。その後、昭和35年11月1日に社名を「株式会社 大広」に改称して今日に至っております。
現在、東京本社・大阪本社・名古屋支社など、全国に7か所の事業所、国内外19の連結対象グループ会社を有しております。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の4媒体をはじめ、屋外・交通・デジタルメディア分野など、あらゆるメディアに関する広告プランの立案・実施、クリエイティブ・セールスプロモーション・マーケティング・パブリシティ・商空間開発、国内外の各種イベントの企画運営、ダイレクトマーケティング分野でのコンサルティング業務など、総合広告会社として多様化するコミュニケーション環境のあらゆる場面に対応しております。
平成14年10月には新しい企業理念を制定。
「Ideas win」を企業フィロソフィーに、「マーケティング・ソリューション・パートナー」を企業ミッションと定め、社名ロゴも一新いたしました。
国際戦略としては、昭和54年の上海広告公司との業務提携を皮切りに、昭和60年には北京連絡事務所を開設。現在では、中国の大広(中国)広告有限公司をはじめ、台湾・ベトナム・インド・シンガポール・インドネシアに現地法人を有しています。
また、平成12年世界有数の広告会社グループである「インターパブリック・グループ」及び、そのグループを構成する「ロウ アンド パートナーズ ワールドワイド」と業務提携を行い、国内におけるクライアントサービスの充実を図るとともに、グローバル対応の体制を整備しております。※令和3年2月、業務提携を終了。
平成14年12月には、株式会社 博報堂、株式会社 読売広告社との共同持株会社設立による経営統合の基本構想に合意し、平成15年10月1日、持株会社「株式会社 博報堂DYホールディングス」を設立。引き続き、平成15年12月1日には3社のメディア部門を分割移転し、総合メディア事業会社「株式会社 博報堂DYメディアパートナーズ」を設立しました。持株会社 博報堂DYホールディングスは平成17年2月16日、東京証券取引所第一部に上場いたしました。
当社は上場企業グループの事業会社として、従来通り株式会社 博報堂、株式会社 読売広告社と競争関係を保ちながら、新しい時代のビジネスモデルを創出し、今まで以上の課題解決力とサービスを提供してまいります。
平成31年4月、CIを刷新。DAIKOの社名ロゴデザイン一新し、企業フィロソフィー「我々は、企業と顧客と、社会を敬愛する」、企業プロミス「顧客価値を積み重ね、ブランドの活動をつくる。Brand Activation」を設定しました。
令和元年10月、クリエイティブ、プロモーション領域に特化した「Brand Activation」の実行部隊、「大広WEDO」を新設。現在は「データドリブンエグゼキューション カンパニー」として、時代の要請に応える専門集団へと進化を遂げています。
令和6年、新中計策定とともに、従業員の声から生まれたパーパス「想いに火をつけ、ともに想像以上の未来を」と行動指針を設定しました。さらに、業界トップクラスのダイレクトマーケティング支援実績から培った、顧客の本音や本質にたどり着く深層対話の技術を、独自のバリュー「Deep Dialogue デザイン」として様々なソリューション開発に展開。企業や社会の課題解決のために広く提供を始めました。
大広はこれからも、真の顧客価値を起点とした顧客育成、事業育成をお約束し、得意先の未来に貢献してまいります。