2019.06.18

Special interview 10

一途に向き合う仕事は自分のブランドになる
成田倫史さんにきく。Vol.3

クリエイティブディレクター 成田倫史

社会の課題に広告で挑むために これからの若い力を募りたい

この業務で何か得たものや、変化はありましたか?

AEDといえば大広の成田でしょ、と言われるようになってきました。おおっぴらにPRしているものではありませんが、5年、10年と地道にこういった活動を続けていると、ブランドというものが出来ていくような実感があります。あとは会社関係なく、その人自身が何をやっているのかという部分が大事だと思っています。たまたま私は大広という会社に所属していますが、自分自身がそこで何をして、何を見つけて、どうPRしていくか、みたいなことを大切にしていて。そういった部分は、今後入社される方も含めて、頭の片隅で忘れないようにしておくといいんじゃないかなと思います。

制作するにあたり、自分なりに工夫していることや、アイデア発想のためにしていることがあれば教えてください。

この歳になってもまだまだ日々勉強ですね。大きな話を30秒なり1分なりで人に伝えるためにはどうポイントを掴んだらいいのかなど、いまでも苦しんでいます。おそらく、それで人生を終えていくんだとは思うんですが。やはりそこに関しては、われわれ広告代理店の人ならば、営業であれ制作であれストラテジックプランナーであれ、いつも真ん中になければいけないことじゃないかなと思います。

日々お忙しいと思いますが、過重労働にならないための工夫や、リフレッシュ法があれば教えてください。

勉強や仕事だけだと息が詰まりますし、働き方改革の時代になってきてますので、オンオフの切り替えはすごく大事だと思います。ただ、社会や環境が変わるのを待っているだけではなく、やっぱり自分から変わらないと、本当の働き方改革にならないんじゃないかなと思ってて。私も管理職という立場ですが、部員を指導しつつ、自分の中でも、リフレッシュや切り替えを考えるようになりました。一方的にやりなさいということではなく、社員全員がそういう意識で進んでいかないと、本当の働き方改革にはならないのではと思っています。

この業務は大広のCSRとしても取り上げられていますが、ご自身ではそれについてどう考えていますか?

名古屋の得意先でもよく出てくるようになったり、CSRというテーマは昔に比べてかなり増えてきました。自分の所属する会社のCSRという観点からよく考えますと、大広という会社の向かうべき方向とか、考えとか、人格みたいなところの一部に、CSR活動というのが間違いなく存在しますし。そういう中でこの取り組みが紹介されるというのは非常に光栄なことだし、私もそういう思いでこの仕事に携わってきているので、積極的に協力をして、CSRの活動としてアピールしていけたらなあと思っております。

今後の抱負をお願いします。

3年ほど前に、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルというものに参加させていただきました。そのときに、AEDやALS(筋萎縮性側索硬化症)など、同じような活動が紹介されていて。あとは発展途上国の水問題であるとか、そういった社会課題に取り組む広告がいっぱいあったんですね。そこでいろんなものを見たり経験したりしたことで、広告代理業っていうのはやっぱり2本柱があると思うようになって。利益追求型の民間企業を相手するのもあるんですが、ソーシャルグッドや、世の中の課題を解決するという柱もあるような気がしました。大広という組織も、今後この2本柱・2本軸に向き合っていくのではないかな、と思っております。
私がここまで経験したことをぜひ、若い人たちにも経験してほしいですし。なんでしたら仲間として、私と一緒にこの活動をやっていけたらなとも思います。若い力が、アイデアだったり、次の目標の突破力みたいなところに非常に重要であるというのは日々の仕事ですごく認識していますので、ぜひ一緒に、力を合わせてやってみませんか?

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※所属等は執筆当時のもので、現在とは異なる場合があります。
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