2017.12.01

クリエイティブディレクター

川原郁生

媒体社の代理でもなく、企業の代理でもなく
生活者の代理っていう
代理店があったら面白いかなって思ったんですよ。

我々が「顧客」って言ってるんですけど、
それはとても客観的じゃないですか。
外からみて分析してるけど
中に入って行ってないじゃないですか。
基本的に地上より高いビルのてっぺんにいて眺めてる視点。
偉そうにみるみたいな視点。
そういう視点じゃない、生活者と一緒になれるような
立ち位置の代理店というのが
本当はあるべきなんじゃないかと…。
それがクライアントからみて魅力的に見えるというのが
本当は必要なんじゃないかと思っています。

同じ音程のようなものじゃないと共鳴しないんですよね。
売り手と買い手とか男と女とかって
はっきり役割を分けてしまうと
なかなか共鳴しないと思うんですよ。
それを肩書きというかペルソナというか
一旦置いてお互いがゼロになった瞬間に
共鳴し合うものだと思うんですよね。
企業側がいざ売るぞとか、いかに効率的に金を儲けるとかを
一旦置いて話さないと、実は客とは握りあえないってところが
あるんじゃないかなとすごく思っています。

つまり、効率はまあまあのところで良くて
そういうことよりも、ちゃんと関係性を作れる立ち位置に
一回戻った方がいいんじゃないかなと思っています。

※所属等は執筆当時のもので、現在とは異なる場合があります。
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